黒酢の効能と効果。飲みやすく代謝も良くなる万能調味料

唐揚げ

黒酢は醸造酢の一種として知られています。原料には米や大麦が主に使用され、1年以上もの年月をかけて発酵・熟成させたのち、麹菌や乳酸菌の作用によって黒色(飴色)になったものを、一般的に黒酢と呼びます。

料理などでも家庭で手軽に取り入れることができるため、その用途は非常に幅広く、栄養価や黒酢自身の持つ効果効能などにも注目が集っているようです。

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代表的な料理では、酢豚や唐揚げ、黒酢を用いたスープ、餃子のタレ等。また、デザート類や、りんご酢、バナナ酢などのベースとしても使用されます。万能ですね!

黒酢には、アミノ酸やビタミン、ミネラル等の有効成分が多く含まれ、栄養価が高いことで知られています。特にアミノ酸によって身体への疲労回復、体調維持やダイエットなどの効果も期待できるので、黒酢の持つ効能は、人間の生活に欠かせない栄養補助サプリメントといえるかもしれません。

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昨今の健康ブームにあやかってか、黒酢はスーパーなどでもよく見かけるようになりましたが、店頭に並ぶ種類としてはまだまだ少なく、一般的に認知度のあるメーカーのものしか置いていない印象を受けます。

少し前までは、黒酢といえば、純粋に玄米だけで生産されたものがほとんどでした。しかし、近年では「黒酢」そのものがドリンクとして飲まれるようになったため、飲み易いようにブレンドされることが多くなっています。

個人的には、スーパーなどで購入すると割引幅が少ないので、ネットで買うようにしています。種類も多く、探しやすくて便利です!

効能や健康への効果について

必須アミノ酸イメージ図

黒酢の持つ効能や効果は幅広く、人間の体調維持に大きな効果をもたらしてくれます。

その中でも、黒酢に多く含まれる『必須アミノ酸(9種)』は、人間の体内で生成することが出来ず、また、必須アミノ酸の成分の一つでも欠乏してしまうと、身体が正常に働かなくなるなど、非常に必要性の高い有効成分です。食事などからバランスよく適量を補う必要があります。

その有効成分を黒酢は多く含んでいるとされています。

また、黒酢がダイエットにも効果があるとされるのは、黒酢の持つアミノ酸とクエン酸の効能によるものです。簡単にその仕組みを見ていきましょう。

まず、主に前述した必須アミノ酸に含まれる、『アラニン』という成分によって、脂肪の燃焼を促します。また、黒酢から摂るクエン酸により、クエン酸サイクルと呼ばれる『老廃物を体内に残さない体内での仕組み』が活性化され、エネルギーへの変換(代謝)を促します。これにより、黒酢は太り過ぎない体質作りに貢献しているのです。

料理の調味料としてや、黒酢ドリンク類として比較的手軽に摂取できますので、ぜひ日頃の食生活に黒酢を取り入れるようにしてみましょう!

黒酢バー

最近では『黒酢バー』というお酢専門のバーもあります。駅構内(もしくは近隣)に所在し、買い物帰りや休憩の際などにも気軽に立ち寄れるようになっています。また、疲労回復といった黒酢の効能や効果から、お仕事帰りに利用される方も大勢いるみたいです。
価格もリーズナブルでメニューも数多くそろえてあり、日替わりで楽しむのもいいかもしれませんね。

※2019年現在、黒酢バーは閉鎖しているようです。

おすすめの飲み方

黒酢はそれのみでも食飲することは可能ですが、やはり『お酢』ということから、酸味が苦手な方には少し飲み難いと思います。何か手を加えて摂取するのが理想でしょう。

また、他の食材と加えることでより、一層の黒酢の効能や効果が期待できる場合もあります。特に中華料理などでは、お酢がよく用いられますので、比較的レシピに加えやすいかもしれません。

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バナナ酢も人気です。バナナの甘味が加わり、お湯や牛乳などで割ると飲み易く、非常にオススメ。また、黒酢同様、調味料としても幅広く使えるのも魅力ですね。作り方も簡単ですよ!

黒酢の効能によるダイエット効果

本当に痩せれるのか?

黒酢はダイエットにも効果的とされています。

これは黒酢の効能によるものですが、そのダイエット効果の度合いには個人差があり、黒酢を飲み続けても、効果が表れにくい体質の方も、実際にはいるみたいです。
しかしほとんどの場合、黒酢によって代謝などは確実に良くなりますので、デメリットをそれほど感じずに取り組むことができます。

ダイエットされる際には、同時に適度な運動を心掛けると、ダイエット効果も表れやすいようです。私は運動をあまりしなかったので、黒酢のダイエットの効果は8ヶ月で10kg程でしたが、また機会があれば、運動することも取り入れて頑張ってみようと思っています。

ただ、どれほど健康的でダイエットに効果があるといっても、黒酢は酢酸ですので、飲みすぎは胃を痛めるなど、体によくないことも確認されています。
また、黒酢の飲む量を増やしても、一定量からは効果はほとんどみられませんので、料理などに加えるなどの工夫をしたり、黒酢を何かで割るなどして、必ず適量を守るように摂取しましょう。

バナナ酢やりんご酢にすると比較的飲み易いですし、バリエーションも広がります。ダイエットをされる際の参考にして下さい。